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『梅雨☔』つぶやき
UPDATE : 2022. 6. 16
梅雨入りしましたね。
ジメジメの湿を脾・胃は嫌います。
中医学で脾はほぼ消化器のことをいいます。
『脾胃は倉廩の官、五味ここより出づ』
脾胃は飲食物を貯めて栄養を全身に送る働きを受け持ちます。
この働きを運化といいます。
食物の持つエネルギーを気に変える、食物は大薬、これを体の隅々に届けることは生命活動の維持に不可欠です。
故にこれを【後天の本】ともいいます。
余分はものは便として、あるいは尿・汗として排泄されます。
だから、体の水分管理も担っているんですね。
動物も人も体の約7割は水分です。
この水分が脾気虚によって上手く循環せずにいるとこの時期の湿邪にさらされて痰を生じてしまいます。
この痰が溜まりやすいのが肺です。気道に絡みやすく、咳や喘息といった呼吸器の異常が起こりやすくなります。
梅雨時期は消化能力低下・呼吸器症状に注意して過ごしましょう。
脾の竅(体の外に開く部位)は口、液(変調した時に変化があらわれる分泌液)は涎、華(変調が外見にあらわれる部位)は唇、志(変調をもたらす感情)は思です。
動物の唇は色素によってわかりにくい場合もありますが、普段の状態から色や膨らみ、涎の量を確かめてみてください。
食事の養生では脾胃を補う米・とうもろこし・長芋・じゃが芋・南瓜→噛むと甘味の出るもの
祛湿するハト麦・冬瓜・玉蜀黍の髭・小豆
湿を汗で出してくれる生姜や紫蘇、
香りで落ち込みがちな気分や湿を飛ばしてくれる香菜・陳皮・山椒・杏仁・枇杷
そして、風通しを良くして思い悩むことのないように楽しむことを心がけましょう!
いろいろあるけどね・・・😅🙄🤔
枇杷葉乾燥中
春の菊花茶(のぼせ予防)から玉蜀黍髭茶(むくみ予防)に変えました!