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『鼻淵 ぴえん( ノД`)』つぶやき
UPDATE : 2023. 4. 2
暖かい日が続くようになってきました。
同時に鼻の症状で困ってる子が多くみられるようになりました。
年齢は様々ですが鼻汁の質が粘液質になればなるほど息苦しさも伴って辛いです。
同じ鼻づまりでも中医学では陰虚・陽虚とでアプローチが違ってきます。
とりわけ夜間の鼻づまりは陰虚によることが多く、虚熱がもたらす頭部への熱が鼻汁を硬く粘りこくしてしまいます。
陰虚とは体の潤いを表す陰が不足している状態をいいます。
昼間は陽が支配し、夜は陰が支配します。
なので陰虚の場合の症状は夜に顕著に現れるわけです。
潤いの元となる水が不足すると体の中で生まれる余分な内熱を上手に冷ますことができません。
この余分な熱を虚熱といいます。
そして熱は上へ上へと向かう性質があるので頭部での症状が多くみられるのです。
対策として
補陰・清熱してくれる食材 補陰→小松菜・アスパラガス・黒豆・松の実・きくらげ・鶏卵・牛乳・豚肉・
鴨肉・枸杞子(黒いものが多い)
清熱→緑豆・そば・豆腐・セロリ・苦瓜・茄子・胡瓜・西瓜(消化の悪いものが
多い)
祛湿化痰してくれる食材 ハト麦・へちま・冬瓜・セリ・里芋・海苔 海藻類・くらげ・みかん・ゆず・
オレンジ
まずは薬膳で気軽に試してみましょう!
頑固な鼻づまりは鍼灸を合わせるといいですよ!