症例Report
『肛門嚢切除』
:2016. 12. 22
:平塚
症例
肛門嚢切除 <トイプードル 3歳 避妊メス>
稟告
肛門周囲の痒み
細胞診検査所見
肛門嚢貯留物内の細菌感染を認めました。
治療
細胞診の検査結果から細菌性肛門嚢炎を疑い、抗生物質の投与を行いました。しかし炎症に伴う痒みなどを繰り返し、慢性化していったため、外科的な肛門嚢の摘出を行いました。
[術中写真1]
肛門嚢を硬化させる薬剤の注入後
[術中写真2]
硬化した肛門嚢を摘出
[術中写真3]
摘出した肛門嚢
[術中写真4]
縫合後
その後
肛門嚢炎に伴う不快感からは解放され、元気に生活しています。