整形外科
ロッキングプレートとは?

ロッキングプレートとは骨折治療に対して使用する新しいプレート(金属の板)です。
このプレートは従来のプレートと違ってスクリューとプレートが一体化するため、骨折部をより強固に固定できるようになりました。
骨折の治癒過程で、形として見た目を戻す“解剖学的整復”と同時に、治るための血液供給などを維持する“生物学的治癒”が非常に重要であると言われています。

ロッキングプレートでは、従来のプレートよりも少ないスクリューでも安定した固定が可能になる上に、正確なカウンターリング(プレートを湾曲させるなどの調整)がなくても解剖学的整復が可能になります。
また、骨折部位の血流阻害が少なくなるように設計されているため、より強固な骨癒合(生物学的治癒)が期待できます。
このロッキングプレートを使用することで手術時間の大幅な短縮および身体への負担の低下、手術後の早期の回復が期待できます。
当院ではこのロッキングプレート以外にも、骨折手術に対しては従来プレート法、創外固定法、ピン&ワイヤー法、スプリントなどによる外固定法など他の治療法も行なっております。
骨折部位、骨折の種類、骨の太さや開放骨折の有無などによって、適した治療法が異なってきます。どの治療法が適しているかを慎重に判断し、飼い主様とよく相談した上で治療を行っています。